社会医療法人 三宝会 南港病院

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夏のとっておきニュース!食べものでも紫外線対策ができる!

  • 栄養科
  • 地域にでていくケアをしよう
2024/08/21
夏の紫外線

皆様、こんにちは。南港病院 管理栄養士の川勝です。

紫外線ダメージから肌を守るために、食事でできること、ご存知ですか?
栄養士が教える、ビタミンで美肌をサポートする食事法です。ビタミンが不足すると、肌トラブルの原因になることも。今回は、美肌に欠かせないビタミンをたっぷり摂れる食材や、簡単な献立をご紹介します。毎日の食事に少し工夫を加えるだけで、内側から輝く美肌へ。ぜひご参考にしてください。

暑い季節をアクティブに。若々しいカラダを保つには、どうすればいい?

“ 合言葉は「ビタミン」!! ”

ビタミンはエネルギー代謝などの関わる栄養素で、 不足するとカラダの不調を引き起こします。
今回は夏の紫外線でダメージを受けた肌や細胞を 守る働きをもつ、3つのビタミンを紹介します。

  • ビタミンA
    • βカロテンの形で野菜に含まれています。βカロテンは赤や緑の色素で、体内でビタミンAに変換されます。油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
  • ビタミンC
    • 皮膚や骨のコラーゲンを作るのに欠かせない栄養素。水に溶けやすく加熱によって壊れやすいので、水にさらさず生で食べるのがおすすめ。ビタミンEと一緒に摂ることでお互いの抗酸化作用を高めることができます。
  • ビタミンE
    • 紫外線でダメージを受けた肌や細胞を守る、強力な働きをもっています。血行促進作用があり、皮膚の新陳代謝を高め、メラニンの排出を促します。

わかって食べたら、もっとおいしい。夏におすすめ「ビタミンA.C.E」コレクション

枝豆
夏の定番。蛋白質を豊富に含みます。ビタミンCも豊かで、アルコールの代謝に必要なメチオニンを多く含みます。

パプリカ
赤パプリカはβカロテンやビタミンCがたっぷり。加熱によるビタミンCの損失が少ないのも注目ポイント。

空芯菜
中華料理でよく使われる野菜です。ほうれん草と同程度のβカロテンが含まれます。油でさっと炒めて簡単おかずに。

アーモンド
ビタミンEといえばアーモンドと言われるくらい。そのままおやつに、砕いてサラダに。アーモンドミルクもおすすめ。

しそ(赤・青)
実際に使う量は少ないですが、βカロテンやカルシウム、鉄分を豊富に含みます。特に赤しそは、抗酸化作用が期待できます。

マンゴー
黄色の正体はβカロテンで、果物の中でも上位に入るほど豊富。カリウムや食物繊維も摂れる、夏にぴったりの優秀フルーツ。

今回は、紫外線ダメージから肌を守るための食事について解説しました。ビタミンを意識した食事は、美肌作りに欠かせません。ぜひ、日々の食事に取り入れてみてくださいね。

なお、このブログ記事でご紹介した内容は、南港病院が運営する住吉公園汐かけ横丁屋台村内の「めばえキッチン」の「季節のめばえ通信」でもご紹介しています。
ぜひ、実際に足を運んでみてください。

南港病院 栄養科 川勝

暑い夏を快適に過ごすため、「脱水症・熱中症」についてもっと知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。夏を乗り切るための、様々な暑さ対策をご紹介しています。


めばえキッチンの「季節のめばえ通信」