毎月恒例の行事として定着した、認知症カフェ「みんなの家カフェ」。10 月23日には、住之江区協働まちづくり課防犯担当者の方にお越しいただき『防犯&脳トレ』講座を行いました。担当者さんはいつも地域で防犯の大切さを笑いを交えて訴えておられますが、ここでもわかりやすくご説明いただきました。今回で9 回目となる「みんなの家カフェ」ですが、地域からだけでなく、遠く神戸からホームページを見たと来てくださった方もいらっしゃいました。
地域からご参加いただいた方からは「手作りお菓子が良かった。高齢の入居者さんがイキイキと働いておられ、自分ももっと頑張ろうとたくさんのパワーを貰いました。これからは毎回参加させてもらいます」との声をいただきました。また、他事業所からお越しいただいた方は「みんなの家カフェは、本当に楽しいですね。隣になった方が、親が認知症でネットを調べて来たという神戸の方でした」と驚いていました。
「認知症について相談したくても、私の家の近くにはこういう活動をされている所がなくて、ネットで検索したんです。そうしたら偶然こちらで認知症カフェが開催されると知って、今日来ました。ここには認知症の方がいらっしゃるんですか?…え?あの人も!?…ビックリです。ここがもっと近くにあったらなぁ」と神戸からお越しの方。
介護職員が必要な部分だけをサポートすることで、たとえ認知症があっても役割をもって活躍することができるということを、実際に見ていただきました。
また「困っている人と専門家を繋ぐ場所は少なく、ゆっくり話を聞いてくれる場所もありません。みんなの家カフェは、困ったり悩んでいたりする人が気軽に来られて専門家と話せる貴重な場所だと思います」との声も。
講師をしてくださった防犯担当者さんは「『神戸にはこんな場所はなかなかなくて、大阪まで来た甲斐がありました、楽しかった』と声をかけていただきました。みんなに喜んでいただき良かったです。ハロウィンが近いので仮装して行きましたが、入居者の皆さんにも仮装された方がいて喜んでおられました。スタッフさんの準備や当日の運営も素晴らしかったです」とお褒めの言葉をいただきました。「今日はあまり時間がなくて早く帰ろう思っていたんですけど、面白くて最後まで聴き入ってしまいました」。そんなエピソードもありました。
「みんなの家カフェ」は、文字通りみんなでつくるカフェです。
当日のおやつは入居者さんによる手作りの「特大どらやき」と「メロンパンクッキー」でした。今回から担当となったスタッフは「皆さんに喜んでもらえて嬉しいです。これからも頑張ります」と中加賀屋グループホームでスイーツ男子に変貌しています。
【メロンパンクッキー】
材料:ホットケーキミックス200g、卵2 個、無塩バター40g、グラニュー糖適量
作り方:①ボウルに卵を割り入れて混ぜ、溶かしたバターとグラニュー糖を加えてよく混ぜる。②ホットケーキミックスを加え、ゴムベラで切るように混ぜる。③生地をひと口大に丸め、少し押しつぶして平たくし、表面にグラニュー糖を適量まぶす。④ナイフで格子状に切り目を入れ、180℃に熱したオーブンで7~8 分焼いたら完成。よろしかったら作ってみてください。
今回はカフェのあと施設見学を実施。介護保険制度のことや施設の種類・特徴をお伝えしました。「職員の方がこんなに丁寧に詳しく教えてくれるところなんてないと思います! セミナーをして欲しい、もっと話聞きたいです。コンパニオンアニマルにも癒やされました」という喜びの声もいただきました。
次回の「みんなの家カフェ」は、11 月27 日(水)13 時半から。ゲストは、うつぼリコーダーアンサンブルさん。「リコーダーで奏でる懐かしのメロディ」が開催されます。ご参加をお待ちしています。
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