ご存じでしょうか? 実は、冬は骨折が多くなる季節なんです。
寒さで身体が縮こまると、つい転びやすくなったり…。
特に骨がもろくなる病気「骨粗鬆症( こつそしょうしょう)」は、
年齢を重ねるほど注意が必要になってきます。
骨粗鬆症の患者さんの80%以上が女性といわれていますが、
これは閉経を機に女性ホルモンが減ることが関係しています。しかし、男性でも80歳以上の約20%の方が骨粗鬆症になるといわれているため、年齢を重ねるほど男女関係なく注意が必要です。
少しの工夫で健康な体を維持していきましょう。
チーズ
カルシウムだけでなく、手軽にたんぱく質も補給できるすぐれもの。カロリーが高いので、摂り過ぎには注意が必要です。
鮭
東北では、鮭の旬は冬。ビタミンD に富み、たんぱく質やアスタキサンチンなど抗酸化物質も含み、若々しい身体を作ります。
ブロッコリー
11 月~ 3 月にかけて旬を迎えるため、今がおすすめ。ビタミンKやA、C、B2、葉酸など多くのビタミンを含む優秀な野菜です。
まいたけ
きのこ類はビタミンD や食物繊維を含んでいます。特にまいたけは免疫力を活性化させるβグルカンも多く、風邪の予防に効果的。
ほうれん草
ほうれん草は冬が旬。夏に収穫されるものと比べると、なんと3 倍もの差が。ビタミンK をはじめ、鉄分も多く含んでいます。
【ワンポイントアドバイス】
たんぱく質の摂取量が少ないと骨密度が低下してしまうので、毎食、片手の平に乗るぐらいの量を取り入れましょう!
なお、このブログ記事でご紹介した内容は、南港病院が運営する住吉公園汐かけ横丁屋台村内の「めばえキッチン」の「季節のめばえ通信」でもご紹介しています。
ぜひ、実際に足を運んでみてください。
南港病院 栄養科 大野
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