南港病院 栄養科の大野です。
秋風が心地よく感じる季節になりましたね。
今年の夏は例年以上に暑かったため、心身ともに疲れている方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな夏の疲れを癒し、秋を元気に過ごすためのヒントを栄養士の視点からご紹介します。
ビタミンはエネルギー代謝などの関わる栄養素で、不足するとカラダの不調を引き起こします。
今回は夏の紫外線でダメージを受けた肌や細胞を守る働きをもつ、3つの栄養素を紹介します。
かつお
ビタミンB6を含み、肌の調子を整えてくれます。タンパク質や鉄分も多く、体に必要な成分を効率よく摂ることができます。
鮭
秋鮭はさっぱりとした味わいが特徴。ビタミンB6だけでなく、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやタンパク質も豊富です。
さつまいも
ビタミンCと食物繊維が豊富で、ビタミンB6も含まれています。アヒージョや塩きんぴらにするとお酒にもよく合います。
柿
体に良い栄養満点の果物。ビタミンCの含有量はトップクラス。皮膚や粘膜を強化するビタミンAや食物繊維もたっぷりです。
きのこ
秋の味覚として重宝される食材です。食物繊維や免疫力を活性化する効果が期待できるβグルカンやビタミンDを含みます。
かぼちゃ
整腸、動脈硬化の予防や免疫力向上を期待される抗酸化作用をもつβカロテン(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンEが豊富。
今回ご紹介した食材を参考に、ぜひご自身の食生活に取り入れてみてください。いつもの食事に少し工夫を加えるだけで、カラダはもっと元気に!秋の味覚を楽しみながら、健やかな毎日を送りましょう。
なお、このブログ記事でご紹介した内容は、南港病院が運営する住吉公園汐かけ横丁屋台村内の「めばえキッチン」の「季節のめばえ通信」でもご紹介しています。
ぜひ、実際に足を運んでみてください。
南港病院 栄養科 大野
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