①回復を目指す:
患者さんができることとできないことを十分に理解し、できることまで介護者がやってしまって回復を阻害することのないようにします。
③最後まで寄り添う:
たとえ回復することも維持することも困難な状況であったとしても、患者さんの尊厳を第一に最後までその人らしく過ごせることを目指します。
例えば、中途失明中の方のケアでは、まず自宅内の移動に支障がなくなるように支援し、患者さん1人で外出ができるようにサポートを行っていきます。「危ないからケアの支援者が来るまで待ちましょう」といった、強制的なケアにならないよう寄り添います。
こうした目標を達成するためにユマニチュードでは日々の活動を「5つのステップ」で区切り、出会いからケアを実施して、次回の再会までの約束を展開していきます。
次回は「5つのステップ」についてお話しさせていただきますね。
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