住之江区健康づくり推進協議会様よりご依頼があり、理事長 三木が講師をさせて頂きました。
この会の趣旨は、「高齢者の方がいきいきと暮らしていくために、会員様の資質向上を図るとともに、普及啓発活動を通して地域の健康づくりのために寄与することを目的」とされています。
今回お話しさせていただいた「ユマニチュード」とは、優しさを伝える技法と言われ、「あなたを大切に思っている」ということを相手にわかってもらえるように伝える技術だと位置づけています。
当院では患者様、施設の入居者様、職員間でもこのユマニチュードの哲学を取り入れています。
認知症の高齢者の方は、いろんなことに「以前のようにできない」「そのできないこと言うのは恥ずかしい」「この先私はどうなるのだろう?」などと不安や恐怖の負の感情を抱いています。
この優しさを伝える技法「ユマニチュード」をぜひ皆様に活用していただきたく思います。
このブログのユマニチュードのコーナーに「4つの柱」「5つのステップ」という技法について書かれていますのでぜひご覧ください。
参加された方からは
「私の母も 物忘れがひどくて、今から思えば叱って喧嘩ばかりしていました。もっと優しくすればよかった。」
「認知症になると、記憶の障害があっても、感情は以前よりも豊かになると聞いて、周りの家族の関わり方が大切なんだと思いました」
などの感想をいただきました。
8月23日(火)18:30より当院にて「認知症へのユマニチュードケア」の口座が開催されます。
ご来院、zoomでのご視聴ができます。
皆様のお申し込みをお待ちしています。
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