今年も 10 月 2 日(月)から「ピンクリボンキャンペーン」が 1 か月にわたって開催されます。
皆さんは、乳がんについて、どれくらい知っていますか?
乳がんは、がんの中でも女性が最もかかりやすいもの。30 代から増え始め
40~60 歳代がピークとなり、9 人に一人がかかると言われています。
でも、早期に発見できれば 90%以上が治る病気。日頃から自分の身体に気を配り、 早めの発見・治療につなげることが大切です。
ちょっとショッキングな数字をご紹介しましょう。
乳がん検診の受診率ですが、日本は国際的にも低い。アメリカ・イギリスで
約 7~8 割なのに、日本は約 4 割にとどまります。なかでも、大阪府の受診率は なんと全国ワースト 5 位。その結果、大阪はがんでの死亡率が 全国平均に比べて高いという現実につながっています。
その原因のひとつが、40 歳以上の乳がん検診率の低さにもあるようです。
では、なぜ検診率が上がらないのでしょう。
アンケートをとってみると「忙しくて受ける時間がとれない」「健康に 自信があり、必要性を感じない」「心配なときにはいつでも医療機関で受診できる」 といった理由が多くみられます。その結果、悲しいことに がんの進行が進み手遅れとなってしまう。
南港病院はこの現実を踏まえ、検診率を高めるために 「日曜日でも検診できるマンモサンデー」や「仕事帰りに検診できるナイターマンモ」を実施。さらに、受検された方にはうれしいプレゼントも。
どうぞ、このチャンスをお見逃しなく!!
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