健康診断について
各種健康診断のご案内(市民健診含む)
人生100年時代に向けて
健康長寿でお過ごしいただくために、病気の早期発見・早期治療を!
健康診断で病気を早期発見できるケースは年々増えています。特にがんの早期発見は治療できるケースが一昔前とは格段に変わっています。
当院では
- 全国健康保険協会(協会けんぽ)生活習慣病予防健診
- 企業従業員さまの定期健康診断
- 大阪市住民健診(特定健診)
- 大阪市がん検診
- 乳がん検診
- 特定健康診査(特定健診)
など、各種健康診断を実施しております。健康長寿で人生を送るために、出来る限り健康診断は毎年決まった時期に受診いただくことをお勧めしています。
当院では下記の健康診断を取り扱っています
大阪市 各種健康診断
「大阪市国民健康保険にご加入の大阪市民」の方を対象とする健康診断です。
大阪市各種健診の詳細は大阪市ホームページにてご確認ください。
大阪市 特定健診
健診内容 | 生活習慣病の予防を目的とし、メタボリックシンドロームに着目した健診 |
対象年齢 | 受診日現在40歳〜74歳 |
受診間隔 | 年度中1回 |
料金 | 無料 |
大阪市 大腸がん検診
対象年齢 | 受診日現在40歳以上 |
受診間隔 | 年度中1回 |
料金 | (自己負担額)300円 |
大阪市 肺がん検診(胸部エックス線撮影)
対象年齢 | 受診日現在40歳以上 ※50歳以上でハイリスク者は喀痰細胞診検査も行います。 |
受診間隔 | 年度中1回 |
料金 | 無料(喀痰細胞診検査400円) |
大阪市 胃がん検診(胃部エックス線検査)
対象年齢 | 受診日現在40歳以上 |
受診間隔 | 年度中1回 |
料金 | (自己負担額)1,500円 |
大阪市 胃がん検診(胃内視鏡検査)
対象年齢 | 受診日現在50歳以上 |
受診間隔 | 2年に1回 |
料金 | (自己負担額)1,500円 |
大阪市 乳がん検診(超音波検査)
対象年齢 | 受診日現在30歳〜39歳(女性) |
受診間隔 | 年度中に1回 |
料金 | (自己負担額)1,000円 |
大阪市 乳がん検診(マンモグラフィ検査)
対象年齢 | 受診日現在40歳以上(女性) ※前年度に受診されていない方が対象 |
受診間隔 | 2年に1回 |
料金 | (自己負担額)1,500円 |
大阪市 子宮頸がん検診(子宮頸部細胞診検査)
対象年齢 | 受診日現在20歳以上(女性) ※前年度に受診されていない方が対象 |
受診間隔 | 2年に1回 |
料金 | (自己負担額)400円 |
乳がん検診の料金 (税込)
マンモグラフィ1方向撮影 | 3,850円 |
マンモグラフィ2方向撮影 | 6,600円 |
3D撮影加算 | 1,100円 |
マンモグラフィ3D撮影 | 7,700円 |
マンモグラフィ3D撮影+超音波 | 11,200円 |
乳腺超音波 | 3,850円 |
次の方は各検診料金が免除になります。(受給者証等証明書が必要です)
- 後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方
- 高齢受給者証をお持ちの方
- 老人医療(一部負担金相当額等一部助成)医療証をお持ちの方
- 生活保護世帯の方(生活保護証明書等の提示が必要です)
- 市民税非課税世帯の方 (世帯全体の市民税非課税証明書が必要です。申請に必要な書類は保健福祉センター保健業務担当でお受け取りください)
※詳しくは、お住まいの区の保健福祉センター保健業務担当にお問い合わせください。
大阪府 後期高齢健診
健診内容 | 糖尿病等の生活習慣病を早期に発見して、必要に応じて医療につなげていくことを目的とした健康診断です。 |
対象者 | 大阪府後期高齢者医療広域連合の被保険者である方 ※介護保険施設等に入所中の方や、病院又は診療所6ヶ月以上継続して入院中の方は対象外です。 |
受診期間 | 受診券を受け取られたとき~当該年度の3月31日(年度中1回) |
料金 | 無料 ※一部の項目のみ受診された場合を除く |
全国健康保険協会(協会けんぽ)生活習慣病予防健診
全国健康保険協会(協会けんぽ)にご加入の方(被保険者本人)が受けられる健康診断です。
協会けんぽ 生活習慣病予防健診(一般健診)
対象年齢 | 35歳〜74歳 |
検査項目 | 診察等、身体測定、血圧測定、尿検査、便潜血反応検査、血液検査、心電図検査、胸部レントゲン検査、胃部レントゲン検査 |
料金 | (自己負担額)5,280円 |
協会けんぽ 付加健診(一般健診に追加して受診)
対象年齢 | 40歳、50歳(一般健診を受診する方) |
検査項目 | 尿沈査顕微鏡検査、血液学的検査、生化学的検査、眼底検査、肺機能検査、腹部超音波検査 |
料金 | (自己負担額)2,680円 |
協会けんぽ 肝炎ウイルス検査(一般健診に追加して受診)
対象年齢 | 35歳〜74歳(一般健診を受診する方) |
検査項目 | HCV抗体検査、HBs抗原検査 |
料金 | (自己負担額)580円 |
協会けんぽ 乳がん検診(一般健診に追加して受診)
対象年齢 | 40歳〜74歳の女性(一般健診を受診する方)※年度により対象年齢(偶数年齢or奇数年齢)が異なります |
検査項目 | 問診、乳房エックス線(マンモグラフィ)検査※医師が必要と判断する場合は視診、触診 |
料金 | (自己負担額)40歳以上1,570円,(自己負担額)50歳以上1,010円 |
協会けんぽ 子宮頸がん検診(一般健診に追加して受診)
対象年齢 | 36歳〜74歳の女性(一般健診を受診する方)※年度により対象年齢(偶数年齢or奇数年齢)が異なります |
検査項目 | 問診、細胞診 |
料金 | (自己負担額)970円 |
協会けんぽ 子宮頸がん検診(単独受診)
対象年齢 | 20歳〜38歳の女性※年度により対象年齢(偶数年齢or奇数年齢)が異なります |
検査項目 | 問診、細胞診 |
料金 | (自己負担額)970円 |
※詳細は、当院もしくは全国健康保険協会へお問い合わせください。
大阪府貨物運送健康保険組合、大阪鉄商健康保険組合などの組合健保にご加入の方向けの一般健診や、乳がん検診、子宮頸がん検診、肝炎ウィルス検査などの追加健診も行っております。お気軽にお問い合わせください。
企業様向け健康診断
事業主様が実施することが法律で義務付けられている健康診断も各種取り扱っています。
一般健康診断
労働基準法における「常時使用する労働者」を対象に実施する健康診断です。(労働安全衛生規則第43-47条)
そのうち従事する業務に関係なく実施する必要があるのは下記の2種です。
入職時一般健康診断
労働者を雇い入れた際は、下記項目の健康診断を行わなければなりません。健康診断項目の省略はできません。
料金 | 11,000円/人 |
健康診断項目 | 既往歴および業務歴の調査/自覚症状および他覚症状の有無の検査/身長、体重、腹囲、視力および聴力の検査/胸部エックス線検査/血圧の測定/尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)/貧血検査(赤血球数、血色素量)/肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)/血中脂質検査(HDLコレステロール、LDLコレステロール、トリグリセライド)/血糖検査(ヘモグロビンA1cを含む)/心電図検査 |
各種がん検診(オプション)
一般健康診断に追加するオプションとして、胃・大腸・肺・子宮頸がん・乳がん・前立腺がんなどの各種がん検診も行っております。詳しくはお気軽にお問い合わせください。
特殊健康診断
労働安全衛生法第66条第2項・第3項及び、じん肺法では、特定の有害業務に従事する労働者に対して「特殊健診」を行うことが義務付けられています。
当院では以下の特殊健康診断を実施しています。
じん肺健康診断
じん肺法施行規則別表で定められた24の粉じん作業に従事する労働者に対して(1)就業時(2)定期(3)定期外(4)離職時に健康診断をおこなわなければなりません。
(じん肺法第3条、第7~9条の2)
※じん肺とは、主に小さな土埃や金属粒などの無機物また鉱物性の粉塵などの発生する環境などで勤務する方が、その粉塵を長年多量に吸い込むことで肺の組織が線維化し弾力性を失ってしまう病気の事です。
有機溶剤健康診断
一定の有機溶剤業務に常時従事する労働者に対しては、雇入れの際、当該業務への配置換えの際及びその6月以内ごとに1回定期に、次の項目の健康診断を実施しなければなりません。(有機溶剤中毒予防規則第29条)
※全ての有機溶剤については診断できない場合があります。
※お申込みの際は、ご使用の溶剤・化学物質をお知らせください。
- 業務の経歴の調査
-
- 有機溶剤による健康障害の既往歴
- 有機溶剤による自覚症状および他覚症状の既往歴の調査
- 有機溶剤による異常所見の既往の有無の調査
- 自覚症状または他覚症状の有無の検査
- 尿中の有機溶剤の代謝物の量の検査
- 尿中の蛋白の有無の検査
- 肝機能検査
- 貧血検査
- 作業条件の調査
- 貧血検査
- 肝機能検査
- 腎機能検査(尿中の蛋白の有無の検査を除く)
- 神経内科学的検査
鉛健康診断
法令で定められた鉛業務に従事する労働者に対しては、雇入れの際、当該業務への配置替えの際およびその6ヶ月以内ごとに1回定期に、次の項目の健康診断を実施しなければなりません。(鉛中毒予防規則第53条)
- 業務の経歴の調査
-
- 鉛による自覚症状および他覚症状の既往歴の調査
- 血液中の鉛の量および尿中のデルタアミノレブリン酸の量の既往の検査結果の調査
- 自覚症状または他覚症状の有無の検査
- 血液中の鉛の量の検査
- 尿中デルタアミノレブリン酸の量の検査
- 作業条件の調査
- 貧血検査
- 赤血球中のプロトポルフィリンの量の検査
- 神経内科学的検査
電離放射線健康診断
放射線業務に従事し管理区域に立ち入る労働者に対しては、雇入れの際または当該業務への配置替えの際およびその後6月以内ごとに1回、定期に次の項目の健康診断を実施しなければなりません。 (全衛連速報407による)(電離放射線障害防止規則第56条)
- 被ばく歴の有無の調査およびその評価
- 白血球数および白血球百分率の検査
- 赤血球数および血色素量またはヘマトクリット値の検査
- 白内障に関する眼の検査
- 皮膚の検査
特定化学物質健康診断
特定化学物質を取り扱う労働者に対しては、雇入れの際、当該業務への配置替えの際および6月以内ごと(ベリリウム及びニッケルカルボニルを取り扱う労働者に対する胸部エックス線直接撮影による検査は1年以内ごと)に1回、定期に実施しなければなりません。
また、特定化学物質を取り扱う業務(労働安全衛生法施行令第22条第2項の業務に限る)に、常時従事したことのある労働者で、現に雇用している者に対しても6月以内ごとに同種の健康診断を実施しなければなりません。
(特定化学物質障害予防規則 第39条)
※全ての特定化学物質については診断できない場合があります。
※お申込みの際は、ご使用の溶剤・化学物質をお知らせください。
出張健康診断
- 出張健康診断
-
企業様に訪問し健康診断を実施させて頂きます。
健康診断を受診される方が医療機関に足を運ぶ代わりに、健診機関が事業所、ホテル、公民館などに出向いて行う健康診断です。出張健診のメリット
- 医療機関への移動交通費が節約となり、従業員の方々も受診しやすくなります。
- 団体での健診受診となるため、健診料金の団体割引もご相談いただけます。
- 「予約がめんどう」「仕事が忙しい」などの理由で今まで受診できなかった方も受診しやすくなります。
- これらのメリットから、従業員様の受診率がアップします。
ご用意頂くもの
健診会場を設置される場合
社内の会議室などを利用して設営します。
各検査を実施するため、イス、長机をご用意ください。※会議室の大きさ、イスや長机の数は検査項目や人数によって異なります。
事前打ち合わせをさせて頂きます。健診車用駐車スペースでの健診の場合
観光バス程度の大きさの駐車場をご用意ください。会社敷地内でも外部でも構いません。(長さ11m×幅3.5m×高さ3.5m程度)
※出張健診については、実施人数(1回)が50名様以上から対象となります。
※所要時間目安:約50~100名で約3~4時間
2020年4月より、健診車の導入を致しました。
名前は、「健診Safari号」です。
Safariとは、遠くに出向くという意味があります。
病院まで来られなくても日頃の健康をお守りするためにスタッフがお近くまで、南港病院 健診車「健診Safari号」で向います。
車両は落ち着いた外観・内装になっており、女性の方にも安心して頂けるように設計をしています。
その他
小型船舶健診・モーターボート入学健診 ※項目及び内容等につきましては予約時に確認させていただいております。 小型船舶操縦士の資格取得には身体検査証明書を病院や診療所で発行してもらう必要があります。
お問合せ
お申し込み方法や各種健診についてのお問い合わせは下記より承っております。
健康診断
お電話でのお問合せは
受付時間
9:00-11:30 13:00-16:30