笑いと笑顔の違い
大阪市と吉本興業は「笑い」を通じて地域活性化を進めようと、包括連携協定を結んだそうです。 芸人さんは、若い頃から才覚を磨いて修行し、多くのライバルを蹴落とすような修羅場を潜り抜け、やっと笑いで飯が食えるようになるのだと思いますので、優しさや思いやりとは関係ないと思います。中傷や皮肉の「笑い」もあり、絶大な権力者に対する批判として用いられてきました。しかし今はどうでしょう?大阪は子どもや高齢者に対する虐待の多い町と言われており、人を傷つけるような笑いが多いように感じます。このような笑いが増えないか心配です。私は「笑い」よりも「笑顔、優しさ、思いやり」を強調するキャンペーンが必要だと思います。