身体拘束について
身体拘束について、今年の新入職オリエテーションスライド原稿を校正しました。
まず最初に、身体拘束は人権の剥奪と虐待につながるというメッセージ、心と身体への影響をみんなで考察してください。
どのような場合でも、身体拘束を廃止するということを私たちの目標としましょう。
このようなケースではは身体拘束をしても許される、身体拘束の方法やその許可を得る手順などの説明はしないでください。
実際の事例をあげてください。病棟で車椅子にベルトで縛られた女性からの言葉を紹介してください。「すいません助けてください。ここにいたら殺される。むちゃくちゃされる。ハサミ貸してください。これを切ってください。ここは恐ろしいところです。」
白衣を着ていたら声をかけられないかもしれませんが、私のように普段着で病棟を歩いてみてください。このように、助けてくださいと哀願されます。
私たちが拘束されたらどう感じますか?ワークショップではお互いに身体拘束してみましょう。座ったままおしっこができますか?そしてなんとか助けてくださいと声をあげたときに無視されても平気だと思いますか?