Mさんの死

2019年2月16日

2月7日、南港病院クリニックに通院してくださっていたご高齢のMさんがご自宅で亡くなったので検死をしたとの連絡が入った。奥さまに電話しておくやみをした。「あの人は耳が聞こえにくかったからいつもテレビを見ていた。私はテレビよりもラジオが好きだってけど。先生たちの前ではニコニコしていましたけど家ではそうでもなかったですよ。色々と困ることも多かったけど、最後は大好きな風呂につかっている時に息を引き取りました。お風呂から出て来ないので見に行ったら湯船につかったままで息をしていませんでした。救急車を呼んだら警察に通報されどこかに連れていかれましたけど、翌日には帰ってきました。何度か入院退院をしていたけども、先生に会いにクリニックに行くのが楽しみだったのだと思います。わざわざ電話をしていただいてありがとうございました。」
私はこう思います。 この世で生きていくのは辛いことなのかもしれません。生きていること、いつか死んでいくことに感謝を感じることができれば良いと思います。


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