三木塾。ユマニチュード勉強会(基礎編)はじまりました。

2019年5月29日

 
2019/5/29/18:00から佐原師長さんが講師となり今期からの勉強会(ユマニチュード基礎編)がはじまりました。優しさを伝えるテクニック。しなければならないことでも相手が嫌がれば中止する。相手を押さえつける様なことはせずに、嫌がらない様な工夫をする。相手の良いところを見つけて褒める。相手を褒めることで涙を流して喜んでくれることがある。患者さんの涙や笑顔は私たちのエネルギーになる。
 

 
グループワークでは、「30秒間、コブシの距離でペアになった人の瞳を見つめる。」をしました。
 

 
ワークの後の感想で「距離が近すぎる」「恥ずかしい」という声がでました。元気のない人たちからは「そこまでする必要があるのか」「そこまでへりくだりたくない」「相手のためにしてあげているんだからわかってくれていると思う」などネガティブな心の中の声も聞こえてきましたが、ポジティブな心でトライしましょう。相手に喜んでもらえたら嬉しいんです。まずはご家族にユマニチュード的な対応をしてみましょう。きっと喜ばれますよ。実践して成功するとますます嬉しくなります。
 
私:今日の病棟での失敗談。「病院なんて行きたくない、入院なんてしたくない、はやく退院したい」という患者さんたちの心の声は、「何をされるのかわからない」という恐怖からくるものです。
 
『名札をもっと大きく見やすくする。白い制服をなくす(お年寄りの世界では同じ人に見えて区別がつかないので、白い服を着た人は怖い人と思われるから)。せめて個性のあるエプロンなどをする。』


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