「職員紹介」 ウェルネスラボ北加賀屋・インストラクター

2024年10月18日

ウェルネスラボ北加賀屋
吉本 海斗

一人ひとりに健康や希望を育てる
「かかりつけのインストラクター」でありたい。

★「ウェルネスラボ北加賀屋」のフィットネスの独自性、他にはない魅力は、どこにあると考えていますか?

いちばん大きな特徴は、病院が運営しているということでしょう。ウェルネスラボ北加賀屋は、健康診断・フィットネス・アロマトリートメントを複合した健康増進施設です。病院やクリニックはもちろん健康診断の結果に基づいて生活習慣の改善指導やカウンセリングを行う健診部など、身体のことに精通するスタッフがウェルネスラボ北加賀屋には在籍している。このことが最大のメリットだと考えています。
自分の経験から言うと、運動をする上で大切なのは不安なく運動に打ち込める環境、この「安心感」があればこそ、トレーニングにも前向きに取り組むことができるのです。ウェルネスラボ北加賀屋(以下ウェルネスラボ)には、フィットネスクラブが必要とする環境がある、それも高いレベルにあると感じています。

★すこし時計の針を逆回ししてください。
 インストラクターになろうと思ったのは、なぜ?

小さい頃から身体を動かすのが好きでした。学生時代は、サッカー・野球・格闘技をメインに チームメイトと運動を楽しむ毎日でした。そんな時、監督から言われたんです。「キミは、どんなスポーツをしていても周りをよく見ている」と。実際、仲間のプレイを見て気になったところを伝えることで動きが良くなったり、ウィークポイントをカバーする練習メニューを考えたり…。次第に自分がやるより、仲間をサポートする方が楽しくなっていったのです。
インストラクターになってスポーツをする際の技術や知識を伝えたい。そう思って、スポーツの専門学校に進みました。筋肉の仕組みや骨格の仕組みを学び、もっとたくさんの人と運動する楽しさを共有したいと思うようになっていきました。

★お客様、会員様と接する際に
 いちばん大切にしていることは。

会員様の声をよく聞くことです。そこから情報を収集し、心身の変化にまで気づくように心がけています。インストラクターが常駐する有人ジムの最大の特性は、お客様とスタッフが「話し合える」ということ。仕事がたいへんな時にトレーニングを頑張りましょう、といっても逆効果になってしまいます。そんな辛い時でもジムに来てくれたことを評価する。そうすることで、トレーニングを続けるモチベーションにも繋がると信じています。会員様に寄り添うことで、歩く姿を見ただけで、その方のコンディションがわかるようになるんです。私は、トレーニングを押し付けることはしません。お客様一人ひとりと趣味のことだったり、最近の仕事ぶりなどを話しながら、その時々の状態に合ったベストなメニューを考え、提案する。それが無人のジムにはない、ウェルネスラボのメリットだと考えています。

忘れられない思い出があります。勤め始めて間もない頃のこと。住之江公園内の球場で開催される「すみのえハートスタジアム」というイベントで急遽、簡単な運動教室を担当をすることになったんです。自分にできるか不安で、そのことを会員様に話したところ、イベント当日なんと4 名の方が来てくださったんです。休日にも関わらず、10 分足らずのためだけに。最前列で率先して動いてくれ、それにつられて多くの子ども達も参加。成功裏に終えることができました。感激するとともに、会員様と話すこと、想いを共有することの重要さを実感しました。

★これから、どんなことにチャレンジしてみたいですか?

私がウェルネスラボに入ろうと思ったのは、「新規事業立ち上げ」という言葉を見つけたから。ここなら既存のフィットネスクラブとは違う、新しいことを一緒に作り上げることができそう、と魅力を感じました。今、私は新しい試みとして、パーソナルトレーニングの質を1 ランク上げたいと思っています。
運動が苦手、ジムを利用してみたいけど勇気がない、丁寧に指導してほしい、という方にふさわしい、お客様の実情に合わせたパーソナルトレーニングにチャレンジしてみたいのです。パーソナルは文字通り、お客様とスタッフがマンツーマンで行うものですが、実は担当がその都度変わるというジムが多いんです。ウェルネスラボでは最初からずっと同じ者が担当します。
「かかりつけ医」という言葉がありますが、私が目指すのは「かかりつけインストラクター」。その人の様子に気を配りながら真に必要なトレーニングを考案。できなかったことができるようになる、お望みのボディメイクをかなえる、痛みがなくなるといった成果が出る~継続したくなる、の循環を広げようと考えています。




 

★ウェルネスラボをどんな「場」にしていきたいですか?

ウェルネスラボには、「健康」をテーマにしたまちづくりの一環を担うという役割があります。運動習慣をつけておくことで、高齢になっても元気でいられます。また、怪我や病気になっても治りも早い。このジムが地域に住む方にとっての、心の支え・安心をつくる場になりたい。
健康って、自分の将来を守ること。それは、ちょっと大げさかもしれませんが、未来への希望につながることでもあると思うんです。私は「寄り添う」という言葉が好きで大切にしたい、と思っています。いつまでも住み慣れた北加賀屋で暮らしたい。そんなかけがえのない願いを一緒にかなえていけるように。ウェルネスラボを“使えるフィットネス” と認めてもらえるように。これが、インストラクターとしての私の目指すところです。





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