南港病院にしかできない訪問看護の可能性を広げていきたい。

南港病院では急性期から回復期、在宅生活まで継ぎ目なく利用者様を支援する「シームレスケア」を進めています。
4人に1人が高齢者という空前の超高齢化社会の到来と共に在宅の療養者がすごいペースで増えていくことが予想されます。
これからは「在宅療養の充実が地域の人を支える」時代。その中核を担うのが訪問看護になるでしょう。利用者様も、ご家族もいつ体調が悪くなるかもしれないという不安と緊張感を抱えて生活しています。そんな現実を見て、24時間365日対応を始めました。
南港病院訪問看護ステーションの強みは、多職種間連携を図って利用者様の願いをかなえること。ここに頼めば望みをかなえてくれる、そんな期待感でいちばんになりたい。24時間365日対応にとどまることなく、これからも訪問看護の新しい分野を開拓していこうと考えています。

利用者様とご家族にとって 頼りになる存在を目指しています。

訪問看護の仕事をしている友人がいて、話をするうちに、自宅で生活されている方を支え、過ごしやすい環境をつくることに興味を持ちました。南港病院に入職したのは、子育て世代のスタッフも多く、仕事と家庭が両立できると思ったからです。利用者様と接する際に大切にしているのは、相談しやすい関係づくり。コミュニケーションを大切にし、この人だったら自分の気持ちを伝えてもいいかな、と思ってもらえるような存在になりたい。それが、利用者様の願いや夢をかなえることにつながっていくのだと思います。住み慣れた家でリラックスしている姿を見ると、うれしくなります。そんな時間をたくさんお届けできる看護師、それが私の目標です。

「諦めよう」を「頼んでみよう」へ。 しっかりと実践していきたい。

訪問診療のクリニックに勤めていました。先生と2人一組でご家庭を回るのですが、もっと利用者様と向き合いたい、じっくりとお世話がしたいと思い、訪問看護の世界に入りました。利用者様だけでなくご家族までサポートしたいと思っています。ご家族の抱えた精神的な負担やストレスを
少しでも緩和できたらいいですね。そのためには、信頼関係を築くことが大切になる。看護師さんではなく、小林さんと個人名で呼んでもらえるようになることから始めています。認定看護師から経験を積み、さらにステップアップしていきたい。そして、南港病院への入職を決めた『「諦
めよう」を「頼んでみよう」に変えていきたい』の言葉を実践したいと思っています。

訪問看護は、作業療法士の私に新しい やりがいを教えてくれました。

学生時代から回復期のリハビリに携わっていました。その後、作業療法士として病院に勤めて3年、やりたいことはやり切った。新しいチャレンジがしたい、と南港病院に来ました。
病院では患者様と接するのは数ヶ月ですが、訪問看護は年単位のおつき合い。現在は、20から90代の方を担当しています。自分より若い方と向き合ったり、この利用者様の多様さも訪問看護の特徴です。
また、私は南港病院に入職してはじめてユマニチュードを知りました。実践していく中でこれは利用者様だけでなく、ご家族の方にも有効と思いました。利用者様と深く長くつき合っていくために、ユマニチュードを活かして「家族支援」にも力を注いでいきたい。
これが、私の次のチャレンジです。

多様なことを経験できる環境を活かし、 事務と現場の2刀流にチャレンジしたい。

南港病院は大きな法人で、事務の仕事をしながら他職種へもチャレンジもできると聞き、入職を決めました。看護師の皆さんは昼間利用者様のもとに出かけ、帰社してからその日に行った業務の報告書を作成しています。その作業にかかる負担を少しでも軽くすることが、事務としての私の仕事だと考えています。訪問看護ステーションは、地域共生を掲げる南港病院の象徴のような存在。その部署で働けることに大きなやりがいを感じています。また、私は以前にヘルパーの経験があります。多様な仕事に挑める、この環境を活かし、将来は事務をしながら看護師として現場にも臨みたい。そんな夢を描くことができるのも南港病院の魅力だと思っています。